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「東大ハウス」 オープン!
2011年12月20日
12月2日(金)、国内8カ所目となる「ドナルド・マクドナルド・ハウス 東大(以下、東大ハウス)」の開所式が東京大学医学部附属病院の東大ハウスにて行われました。
開所式には、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」を支援してくださっている日本マクドナルド社の原田CEOをはじめとした支援企業の方々や、東京大学濱田総長、門脇病院長をはじめとした東大関係者の方々に多数出席いただきました。また、たくさんのメディアの方にも取材いただきました。
東大ハウスは、2001年12月に日本で最初のハウス「せたがやハウス」が誕生してから10年目となる記念の年に建てられたハウスです。 東大ハウスが建設された東京大学医学部附属病院に入院している子どもは、年間延べ23,000人。なかでも、地方や遠方から入院を余儀なくされる小児患者には親の付き添いが必要となり、そのための入院費や宿泊費用など家族の経済負担は入院期間が長期になればなるほど膨らみ負担となっています。このような家族を支援するために、「ドナルド・マクドナルド・ハウス」の建設が東大附属病院で検討され、今回のハウス誕生が実現しました。これにより病院周辺のホテルなどを利用してきた患者家族の経済的負担は軽減されます。またハウス内で同じ境遇のご家族とコミュニケーションをとることによっての精神的負担の軽減などが考えられ、病院側にも家族患者にとっても病院と隣接することで至便さに恵まれるなど、病院とハウスの互換の利点が大きい施設となります。
東大病院の医師や看護師の方からもたくさんのメッセージをハウスに頂戴しており、いろんな方から期待されているハウスです。東大ハウスは、来年1月25日からの受け入れを開始します。それまでスタッフそしてボランティアが一丸となって準備を進めますので引き続きのサポート、よろしくお願いいします!