- Home
- ニュース
シンポジウムから伝えていくこと
2012年12月14日
先月、ドナルド・マクドナルド・ハウス財団ではシンポジウムを開催いたしました。
当日は、参加していただいた方々にアンケートをお願いいたしました。そうしたら、8割以上の方に良かったと感想を頂き、参加いただいた方は10代の方から70代の方まで、医療関係の方だけではなく会社員、学生、主婦の方々まで幅広く参加していただき、嬉しく思います。
そしてアンケートでは、みなさまからとても印象に残る素敵なお言葉を頂きました。
以下抜粋して紹介させて頂きます。
●(ドナルド・マクドナルド・ハウス財団について)小児医療に関わる設備が近くにあるということは非常に重要かつ心強いものだと感じた。少子化の一つの原因として、近くに小児医療設備やそれに付属する設備がないからというものがあると思う。そう考えると様々な取り組みは効果があると思った。
● 医療技術とは、単なる科学的なものだけではなくて心理的なものも含まれるのだと思います。 私は今、特別支援教育を学んでいるので、医療と教育の両面で連携をとって闘病中の子どもたちと その周りの人を支えられたらと思います。とてもポジティブな視野が広がりました。
●石田純一さんのお話もすてきで、理子さんの本を読んでみたいと思いました。
●子供をもつことをあきらめていましたが、より子氏の言葉はとてもひびきました。 発言を聞いて産んでみようと思いました。
●岩中先生のお話が大変わかりやすくて良かったです。
●残間さんがとっても素敵!今日は本当に伺ってよかったです!
●普段考えない事を考えさせられる一時でした。「大人がしっかりする」という言葉が心に響きました。
●出産時に早期胎盤剥離になり、子供の心音が消えていくのを聞きながら手術室にむかいました。私は自分を責め続けましたが、今日のより子さんが「選んで生まれてきた」と言われ、私の息子も私を選んできてくれたのかと 心が救われる思いがしました。
●孫といろいろ話せる時がくるといいなあと思っています。何かのかたち(マクドナルドに行った時にチャリン!と入れるとか?)で援助できるといいなあと思っています。
●孫が難病で定期的に病院での検査が必要です。そのような状況の中でこのドナルド・マクドナルド・ ハウスの現状を知り心強くもあり、またもっともっと充実した財団として広がっていくことを願っております。
たくさんのお言葉ありがとうございます。まだまだ書ききれず、足りません。アンケートの中にもシンポジウムでももっとお話を聞きたかった、時間が足りないと思ったなどなど、嬉しいご意見も頂きました。今回これだけのみなさまからの心のこもったお言葉を頂いたのは、やはり進行を上手に進めていただいた残間里江子さんのお力、そして石田純一さんの子ども達に対する思い、より子さんのご自身の体験談もお話していただいた力強いメッセージ「生命の大切さ」、そして、岩中先生の医療の現状のお話…私達が医療の現状を理解していかなければいけないことの大切さ…みなさんの心に響いたのではないかと思います。
ドナルド・マクドナルド・ハウス財団もハウスをみなさまに知っていただき、また、今回のシンポジウムで学ばせていただいたことを伝えていきたいと思っています。