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各ハウスの「いま」をお伝えしています

これからも美味しいもの作るね

2019年01月30日 (水)

おおさかハウス

ハウスが、利用家族にご協力をお願いしているアンケート。

利用しての感想や改善してほしい点など、率直な意見を書いていただいています。

そのアンケートに何度も登場するボランティアさんがいます。

ハウスボランティアになって14年目、今ではハウスの頼れる「お母さん」。

~アンケートより~

「ボランティアさんのごはん、すごく美味しい…あったまる…心が。私にとって大阪のおふくろの味です。本当にありがとうございました。」

「夕食がお母さんの手作りのご飯で、温かくホッとしました。ザ・日本の母ですね。ありがとうございました。」

「コンビニ弁当が苦手なので、手作りご飯が嬉しかったです。」

「野菜など栄養満点でとても美味しくいただきました。」

「ボランティアさんが作ってくれた食事があって、心が癒されました。」

 

お子さんからこんな可愛いお礼のメッセージをいただくこともあります。

「お母さん」は看病中のご家族が、「野菜不足にならないように」「時間の掛かる煮物はできないだろうから」と考えて、ときどきハウスのキッチンで利用者さんの夕食を作ってくださいます。

一人で大勢の調理をするのは大変なのでは?と思いますが、「たいしたことはしてないのよ。寄付でいただいたお米や食材をお料理することで、寄付してくれた人の気持ちを利用者さんに届けることができるでしょう~。」とさり気ない口調。

ハウスにある食材だけでは足りないときは、ご自身で持って来てくださるのですが、それも「出かけてコーヒー飲んでもお金はかかるでしょう~。その分と思ってちょっと買い足して来るくらいのことよ~」と、これまた全くの自然体です。

だからでしょうか?そのほんわかとした優しさがみんなに伝わって、他のボランティアさんが「これ使って」と食材を持って来てくれたり、調理中に「手伝ってもいいですか?」と言う利用者さんもあります。

そんなとき、おしゃべりしながら調理している「お母さん」はなんだか楽しそう。

何度かハウスを利用しているご家族は、この夕食を楽しみにしている方も。

食べ終わった男性がとなりに座る奥さんに「なんだか美味しいんだよね~」と話されているのが聞こえてきて、「お母さん」はとっても嬉しかったそうです。

四季の食材や滋味のある物を使った献立は、さり気ないけど美味しい「おふくろの味」。

今日もキッチンから「お母さん」の声がします。

「これからも美味しい物を作るね!」

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