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新型コロナウイルスに対してのハウスの取り組み 5月26日更新
2020年05月26日
この度の新型コロナウイルスに罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
当財団運営の各ハウスにおける新型コロナウイルスに関する取組みについて、以下にお知らせいたします。
緊急事態宣言の解除に伴い、今後段階を追ってハウスの新規ご家族の受け入れを再開してまいりますが、各ハウスにおいて、6月14日(日)まで新規利用希望家族の受け入れ制限を延長することといたします。6月15日(月)以降の受け入れにつきましては、状況を判断の上追ってお知らせいたします。
ハウスは医療機関や介護施設ではないため、医療専門職も常駐しておらず地域のボランティアの皆さまの協力によって運営されている施設です。
社会の一員として利用されるご家族、ボランティアの皆さん、そしてハウスの職員を守るためにもご理解の程よろしくお願いいたします。
1.基本方針
日本における新型コロナウイルス感染拡大状況および政府の方針等に則り、社会の一員として、感染拡大しないよう社会的責任を果たします。万が一、ハウス内または関係者に感染者が発生した場合には、地域の管轄保健行政部署の指示に従います。
2.わたしたちの心得
ハウスに関わる全ての人々、スタッフ、ボランティア、利用されるご家族において以下を共通認識としてご理解いただきたいと考えます。
(1)感染者を出さない努力
(2)感染を拡大させない努力
(3)そのための一定の辛抱・我慢する努力
3.感染症対策における運営ルールと利用制限等の具体的な事項について
(1)スタッフに対して
①スタッフ勤務時には健康チェックおよび検温記録、手洗いを徹底します。
②感染の疑いなどがある場合には、国の指針に従い行動します。
③スタッフを含め関係者より陽性者が出た場合には、保健所の指示に従い行動します。
④共有スペースを含め、ベッドルームなどの換気を通常間隔より頻度高く行います。
⑤使い捨て手袋を着用の上、ドアノブ、テーブル、トイレの消毒を2時間に1度の頻度で行います。
⑥感染症対策ついては、必要に応じて隣接する医療機関の感染管理者と連携します。
(2)ボランティアに対して
①ボランティアの活動を引き続き当面、制限いたします。ただし、ハウスの運営状況によりナイトボランティアについては、ボランティア本人とハウス責任者の協議のうえ、決定するものとします。
②ボランティアの検温、体調管理、既往症等の確認を行います。(既往症等がある場合は活動をご遠慮いただきます)
③スタッフも含め、活動中の手洗い、うがいを徹底します。
④ボランティアのサークル活動、食事提供、企業ボランティア等の受入は行いません。
(3)ハウスを利用されるご家族に対して
①移動を制限し感染を防ぐことを目的に、6月14日(日)まで新規利用希望家族の受け入れの制限を延長することとします。(6月15日以降につきましては、状況を判断の上追ってお知らせいたします。)
②現在、利用中の家族については、行政の住民に対する行動制限を余儀なくされる場合も想定し、滞在希望の有無について再度、確認し、希望される場合は、隣接医療機関と相談のうえ、滞在を認めることとします。
③家族につき滞在できるのは保護者2名までとし、患児の兄弟姉妹の滞在は認めません。
④患児の利用に関して、外来診察時でのハウス利用は認めるが、入院中の外泊許可および外出許可が出た際のハウス利用は認めません。
⑤チェックインの際、検温を実施し、感染症に関する質問以外に、既往症、治療中疾患(気管支喘息他呼吸器疾患、糖尿病、高血圧など)を確認し、該当者は隣接する医療機関に必要に応じて相談をします。
⑥ハウス内の共有スペースにおいては、互いの距離をとり、長時間の利用は制限させていただきます。
⑦浴室の共有を避けるためにシングルルームの使用を制限します。
⑧キッチン、食堂スペースの使用後の清掃をご依頼させていただきます。
利用ご家族、関係者の皆さまには引き続きご不便をおかけいたしますが、ハウスに関わる全ての人々の健康を守るためにも、何卒ご理解、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
【本件に関するお問い合わせ】
ハウス利用に関するお問い合わせは、各ご利用ハウスまでご連絡ください。
全国のハウス
https://www.www.dmhcj.or.jp/house/list/index.html
その他お問い合わせは、DMHC事務局までご連絡ください。
公益財団法人ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン 事務局
TEL: 03-6911-6068
FAX: 03-6911-6198
お問い合わせフォーム
https://www.mcdonalds.co.jp/inquiry/dmhcj/