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東京大学医学部附属病院ってどんな病院?

2011年09月28日

(東京大学附属病院 小児医療センター センター長 小児科教授 五十嵐 隆)

 

 

東京大学医学部附属病院はご存知のように全国から患者さんが集まる病院ですが、小児科もまたしかりです。2008年に小児医療センターを開設してからは100床までの入院受け入れが可能となり、各地の中核的医療機関からの紹介患者も増え地域の「最後の砦」的な機能を果たしています。最近では東京都から東京区部東部地区担当の子ども救命センターにも指定され、大学病院の小児科という枠を超え、拠点病院としての役割が増大しています。その一端をご紹介します。

 

 

 

東京大学附属病院 小児医療センター
センター長 小児科教授 五十嵐 隆 先生

1.小児のベッド数:100床

その内、NICU:9床、PICU:6床、GCF:15床

 

2.小児患者の遠方からくる割合

小児科は25%、小児外科は34%が東京以外の府県からの御紹介患者さんです。

 

3.東大病院の特異な治療や手術

先進的医療を行うだけでなく、様々な診療科が協力し総合的医療を行うことが出来る事が大きな特徴です。
具体的には 小児神経領域では脳磁図、ヴィデオ脳波、SPECT,PET等の検査や、てんかんに対する脳神経外科手術
小児腎臓領域では腎生検や透析、血液浄化療法
小児心臓領域では胎児診断含め複雑心奇形に対する診断、術前術後管理、手術や心不全に対する補助人工心臓
小児血液腫瘍領域では骨髄移植、臍帯血移植、脳神経外科、耳鼻科、眼科、小児外科との協力による集約的治療 胎児診断に基づく母体搬送、他科による手術を要する多発奇形に対する周産期医療などを列挙することができます。

 

4.救急患者への対応は?

東大病院では常時複数の小児科専門医が常在し、救急部・小児外科はじめ他科の協力の下、24時間365日の救急体制を整備しています。 2010年は、335件の救急車を含め年間2164件の小児救急患者に対応しました。また院内にヘリポートを設置し、他県からも含め年間7名程度のヘリコプターによる小児救急患者の搬送を受け入れています。

 

■ 現在の東大ハウスは・・・

 

  

4階の屋根の鉄骨まで完成しつつあり、もう少しすると屋根が完成するのでこれからは雨の日でも作業ができるようになります。

 

■ ハウスマネージャーの紹介

ドナルド・マクドナルド・ハウス 東大ハウスマネジャー 向井 利之

はじめまして。東大ハウスのハウスマネージャーの向井と申します。
ハウスの「主役」は利用家族です。だから私達スタッフとボランティアは、利用家族のハウスでの生活を陰ながら支え、少しでも「第2の我が家」に近い生活環境を提供できたらと思っています。そのためにも、みんなにとって心も身体も休まるハウス作りを目指していきます。
現在、200名以上の地域の皆様がボランティアに参加したいと言ってくださっています。反響の大きさに驚いていると同時に、ボランティア活動がこのように身近な存在になっていることを嬉しく思います。たくさんの方にご参加いただきますが、夕方や週末に活動をしてくださるボランティアの方がまだ足りません。ハウスの活動に興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非ボランティア説明会にご参加ください。
詳細はこちら

また地域の皆様に東大ハウスのオープンを知っていただくために10月30日(日)に本郷台中学校で行われる第9回本郷いちょう祭りにてブースを出展します。ハウスの活動紹介や募金活動を行いますのでぜひ遊びに来てください。